蜜蜂と遠雷

小説

どうも、こんばんはシマウマです。

今回は、恩田陸著 「蜜蜂と遠雷」について話していこうと思います

目次

  1. 内容紹介
  2. キャラ紹介
  3. 自分が何処を面白いと感じたか。
  4. 厚い本でも怖がらないで

この順番で話していこうと思います。

蜜蜂と遠雷の内容
直木賞と本屋大賞に選ばれた有名な作品ですが少しだけ、、
優勝すれば音楽界で有名になる事が出来るコンクール
芳ヶ江国際コンクールでの優勝をかけ
4人のピアニスト達のピアノでの戦いが始まる。
キャラ紹介
内容は割とすぐ終わってしまったので、
キャラ紹介に時間をかけていきたいと思います。
この小説は主人公4人制で一人一人かなり濃いキャラ達がいます。
1人目風間塵(かざま じん)
16歳今大会最年少にして、このキャラ最大のポイントは自宅にピアノを持たない事です。
いや、もう本当は?ですよね(笑)
美容師で言うなら自宅に、ハサミが無いみたいな事です。
「自分ハサミないんで、お店以外で人の髪切れないです。」
ありえない、ですよ。
恐らく作中一番の天才キャラです。
そんな塵は耳がとても良くてそのピアノの音のポテンシャルを最大まで引き出す事が出来ます。
この、小説はほとんど塵がメインなのでは、無いかと思っているので。
他のキャラは少し軽めに
2人目栄伝亜夜
20歳かつて天才少女として有名だった彼女だったが、母の死がきっかけのある事件により
ピアノ会から姿を消していた。
亜夜は何といっても名前の字列が可愛いずぎます。
栄伝亜夜最高ですね(笑)
気を取り直して3人目
マサル、カルロス、レヴィ、アナトール
19歳最高の音楽性と技術力この大会の優勝候補って奴です
マサルの字列もかっこいいですね。恩田さんのキャラのネーミングセンスは
ほんとに僕好みです。そして、最後
4人目高島明石28歳
楽器店店長としてサラリーマンの生活者の音楽を見せつけてやろうと意気込む彼
恐らくほとんど読者は一番明石が好きになると思います。
明石はもちろん上手いのですが。他の3キャラが天才なので、親しみやすいと思います。
そしてそこが、本書の魅力だと思っています。
自分が何処を面白いと感じたか
僕は本書の魅力はやはり、明石だと思っています
魅力ある天才3人に対して明石は割と普通です。
例えるな他の3人は剣や銃や弓で戦っているのに対して
明石はナイフで戦っている。みたいな感じです。
そんな彼の努力や葛藤は他の天才の悩みに比べると共感する事が多いと思います。
皆さんも本書を読んで好きだったけど知らずに諦めていた事を、明石というフィルターを通して
挑戦して欲しいです。
そして、本書の魅力はそこだけでは、勿論ありません。
圧倒的文章力によって描かれる音楽のメロディー
まさにこの本書はこれに、尽きると思ってます。
詳しくは目次4で話そうと思うのですが、音の比喩表現や今流れているであろう音の
説明すごすぎて実際に音が聞こえてきます。
そして、その本書はこの部分が大半を占めています。なので。

厚い本でも怖がらないで

本書は小説読まない人にとっては、ページ開いただけで、「こりゃー無理だ」となる
人がほとんどだと思います。ですが、さっき書いたように、本書の大半はピアノの音に
ついて、書かれています。おそらく、読者は本書を読めば読むほど、
その文字たちが消えるようになくなっていくことでしょう。
それは、例えるならまさに、ピアノから流れていく。メロディーそのものです。
そして、本書はピアノの大会が舞台なので、1次審査や、2次審査
などの通過発表は手に汗握ります。
まだまだ、この蜜蜂と遠雷たくさんの魅力があるのですが、ぜひ、手に取って読んでみてください!
では、また次の記事でお会いしましょう。      シマウマより。

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